マーケットに居続けることが重要

↑クリックまたはタップで拡大表示されます。

投資の名著「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス著)に「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない」という一節があります。上のグラフは過去20年のS&P500の年間リターン(9.4%)ですが、最も上昇した10日間を逃すと5.2%に半減、30日間を逃すとたったの0.32%とほとんど投資している意味がないことを表しています。

↑クリックまたはタップで拡大表示されます。

さらに計測期間は少しずれますが、最も上昇した40日間を逃がすとマイナスになってしまいます。

先のことはわかりませんが、「リセッション確率100%!」「逆イールドがなんじゃらほいじゃら」など、ネガティブ情報に過敏に反応する人間の心理を利用したとしか思えない新聞やマスコミ、再生回数稼ぎ狙いのインフルエンサーなどに見向きもせず、市場に居続けた投資家だけが2023年前半の10年に一度クラスの稲妻が輝く瞬間に立ち会えたかもしれませんね。(特にナスダックや日経平均など)

昔の筆者(まったり学長)です。

↑クリックまたはタップで拡大表示されます。

目次